2019.12.04
来院中の合気道研修者
治療とは別に
合気道の実験のひとつに対する質問
どういう実験か・・・
手をぶらりとして力を抜いて腕を伸ばすと人に曲げられても曲がらない
けど
握りこぶしを作って力をこめると曲がらないようがんばっても肘は曲げられやすい
というもの
研修では気の影響との説明だったそう
「違う力学ではないかと思うのですがどういうわけでしょうか?」
とおっしゃっていた
これは運動力学ではシンプルな理由
ためしに
拳を力いっぱい握ってください
ほら
若干肘が曲がったでしょ!
これが答え
なぜか
①指を握って拳を作る筋は、同時に肘を曲げる筋でもある
②肘は若干曲がると緩みのポジションになる(伸びているとき締りのポジション)
上記のため曲がりやすい構えになるから
又
一般的に力をこめるという解釈は
屈筋を意識します(伸筋は無自覚的な様子が多い)
伸筋を主体とした力みのない動きの習得のきっかけにはいい実験ですね
でも
気ではありません
自分の力が曲げやすさを作っているのです
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