2019.11.06
中学生女子テニス選手 部活の筋トレ中に手首の痛みを発症
その後二週間様子見るも痛みが回復なく
手を衝いて起き上がれないという主訴で来院
先行受診で病院に行き
尺骨突き上げ症候群の診断を受けている
その後紹介にて来院
見立ては・・・
尺側手根伸筋腱の短縮痛がメイン
手を衝くと痛むのですが、拳では痛くない(同筋腱が短くならないから)のが特徴
尺骨の延長が本当に原因ならばどちらも痛いもの
尺側手根伸筋腱の短縮ポジションだけ痛く、その他の動きは痛くない
手首周辺の痛みでは結構多い部分の痛み
おそらく腕立ての筋トレが堪えたものかな?
治療は
まずがんばっていた腕立て等の筋トレは中止
自分で出来る動作を用いた筋のスパズム解消動作
痛覚を低下させる触れ方
を覚えていただきました
また
ラケットを握った際の同筋のストレスを軽減させるテープの巻き方を指導
日常生活での痛みは少なく支障がないため
自宅での取り組みのみとし、一週後に再来院
症状は消失しており手を衝いても大丈夫なので治療は終了
軽めの腕立てが解禁に出来ました
当然
尺骨の長さは前のまま
変えることなどできません
それが原因ではなかったから回復するわけです
当人も親御さんも、痛みの症状の認知を得て安心しておりました
同じ部位の痛みの来院患者さんの中には
TFCC損傷の診断後の方も多くおられます
久喜市にある予約制の治療系接骨院。
筋骨格系の負傷や症状・スポーツ外傷・交通事故・労災対応。
住所:〒349-1117 埼玉県久喜市南栗橋4-11-5ラフィーネ103
TEL:0480-53-0837(予約優先)