60代の膝の痛みと晴れで来院の女性

痛み始めて半年経過

筋トレを薦められ日々努力中

当院に来院したさいにまず最初にやめていただきました

そこで患者さんの質問が上記の「筋力減って大丈夫ですか？」

結論は

まったく大丈夫

むしろ痛い膝に無理な筋トレは禁物事項

逆に

筋のスパズムを解消する動作

痛みの感度を正常化する触れ方

を指導をかねて行い

自宅で毎日行なってもらいました

一週間で腫れがなくなり

仕事を再開できる痛みのレベルまで痛みは軽減

変化に驚かれていましたが

特別なことなどしてません

ちゃんとした理解を促し

簡単な動作と触れ方のみ

必死の筋トレが

体の治癒システムのジャマをしていたのですね

このパターン多いもの・・・

鍛えた筋力が痛みの感覚を凌駕することはありません

膝の腫れも

腫れたから痛いより

痛むような状態を治そうとして血液が集結してくれた結果（非特異的なもの）

案外味方ですよ

腫れはきれいに吸収されました

治そうと血液を集結させる必要がなくなったからです

痛みの治療に欠かせないのは

ちゃんとした痛みの認知

ここからスタート

その他歩き方を気にしていましたが

その時々楽なように歩けばいいのですと伝えました

歩きを気にしていないときの誰でもの様子

楽に省エネを選択しています

決めた歩き方など出来やしません

一瞬後には乱れています

でも

状況に応じて変化（乱れて）して対応していることが

体に備わった優れた機能

手を叩けばパンと聞こえる

聞こうとしなくてもパンと聞こえる

聞きたくなくともパンと聞こえる

歩きも姿勢も同じように圧倒的に無自覚で自立的です

だからありがたい

気にしていなくても機能してくれているのだから