2019.07.28
70代の女性 両脚の痛みとしびれが主訴
娘さんの紹介での来院
数分の歩行がやっとこの様子
診断名は脊柱管狭窄症
この症状で画像で狭窄があればほぼこの診断名になりますね
でも
見立ては筋膜の関連痛領域の症状の様子だったため
臀部側面の筋膜(中・小殿筋)
大腿部側面の筋膜(大腿筋膜張筋)
下腿部側面の筋(腓骨筋)
足の甲にある(背側骨間筋)
をターゲットに動作と触れることを行い
自宅での回復のきっかけ動作として
三種類の動作を毎日行なうように覚えていただきました
行なった治療はこれだけ
毎日のきっかけつくりも励んでいただいたことも効を奏し
4~5回の施術で日常の不都合がほぼなくなり
予定していた北海道旅行に行くことが出来ました
その後様子を見ながら2回ほど来院されましたが
症状がなくなったため終了しました
「とんでもないのを治してくれた」とおっしゃっていましたが
事実は逆
治療で脊柱管はまったく狙ってもいません
狙っても狭窄の様子を変えることなど出来ません
狭窄と症状の因果関係がなかったから治癒したのが事実
とんでもないものではなかったから治ったのが真相
実際シンプルなことのみ行なっただけ
間違った解釈なので
十分な説明を行いました
先の様なお褒めの言葉はうれしいですが
「こんな簡単なことだったのですね」
こうした言葉をいただけたときはもっとうれしい
「何も変わる必要がないんですね」
の言葉がいただけたときはこの上ない喜び
必要なことが余すことなく伝わったという喜びです
今回の方も今後の腰の用心を心配されていましたが
たまに覚えた動作を行ない
生活の中で生まれる痛みのもとを解消させることだけ
後は気にせず生活してください
と伝えました
久喜市にある予約制の治療系接骨院。
筋骨格系の負傷や症状・スポーツ外傷・交通事故・労災対応。
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