2019.05.29
数年前日本のメデイアにも取り上げられた、オーストラリアの慢性疼痛専門病院
そこには、まさに世界各国から患者さんが訪れます
いわゆる慢性痛症で器質的な疾患が見られないのに痛い
または
痛みが出そうで怖くて動けない、体重を掛けることが出来ない
という方が大半
まずはじめに行なわれることが、徹底した痛みの認知療法およびカウンセリング
そのときには一日八時間と紹介されていました
その後ほぼインストラクターとのマンツーマン体勢で体を動かすリハビリに入るのですが
行なわれるストレッチや筋トレにはある目的があります
柔軟性や筋力強化はまったく意図していません
可動域十分に動かしても
負荷を掛けても
身体にはダメージが残らないということを確認していくため
動いても大丈夫を学ぶのがその目的
こうして動作恐怖や疼痛回避状態を脱却していきます
現在では多くの国で慢性疼痛専門病棟がありますが
やはり痛みの認知療法は主軸とされています
当院でも痛みの解消を目的に、筋トレやストレッチを行なうことはほぼありません
むしろそれが絶対に必要なものだと思われて、強迫的に運動に取り組んでいためていることが多いため
その認識をあらためていただくことのほうが多くあります
必死の運動努力の結果痛みがない身体が手に入るように思ってしまいがち
でも
案外最初から身体は守られているものかも知れませんよ
水を求めて泳ぎ回る魚になる可能性さえあります
久喜市にある予約制の治療系接骨院。
筋骨格系の負傷や症状・スポーツ外傷・交通事故・労災対応。
住所:〒349-1117 埼玉県久喜市南栗橋4-11-5ラフィーネ103
TEL:0480-53-0837(予約優先)