2018.12.30
胃の全摘手術を受けた 女性
病名は がん
数ヶ月前に退院し その後 職場復帰
ですが次第に腰の痛みを感じはじめ 日増しに痛みは増強
夜も眠れなくなり わずかな動きでも痛みが激しくなり やむなく退職
当然最初に疑うのは がんの骨転移による痛み
精密検査をするも異常は見当たらず 痛み止めの処方を受ける
その後様子をみるも回復なく
立ち上がる際の動作にて 痛みが強くなったため 当院を受診
初診にて痛みを発する場所と 動きを確認すると 特定の筋のスパズムと 短縮痛がある
圧痛は強く 弱い刺激でも痛みが生じる 痛覚増強状態
ですがその筋の緊張が解消される方向への動きに伴う痛みはありません
どうやら 徐々にこしらえた筋スパズムと 急性腰痛の複合状態のよう
その日は 見立ての説明と 自宅で行なっていただく痛みの解消動作を 二つ 覚えていただきました
現在その後 3回ほど施術をし 痛みのスケールは 10から5 との評価
まだまだ過敏さを残していますが 痛みの程度の変化に 一安心
順調な回復を期待します
大病後や 入院 手術後の復帰に 痛みが発生することは多々あります
また 今回のように生じた痛みに対して 不安な気持ちになる要素があるときには
痛みの感覚もこじれやすいもの
こじらせないためにも 早い回復のためにも 痛みの理解(疼痛認知)は大切
慢性のものにも 急性のものにも 治療法以上に大切かも知れません
久喜市にある予約制の治療系接骨院。
筋骨格系の負傷や症状・スポーツ外傷・交通事故・労災対応。
住所:〒349-1117 埼玉県久喜市南栗橋4-11-5ラフィーネ103
TEL:0480-53-0837(予約優先)