2020.02.16
50代の女性
高度の両側股関節臼蓋形成不全
診断を受けた病院ではなるべく早期に人工関節への置換術をするようすすめられている
約半年はお仕事を休む必要があるとのこと
でもなかなかすぐにというわけにはいかない様子
「あと2年は先に延ばしたい」
とのこと
この方のお仕事の内容もかなり酷な条件にあり
前傾姿勢のうえ脚の踏ん張りが必要
来院されたときの歩きもやっとこな感じ
荷重するだけでつらい
股関節周囲の筋膜の知覚過敏も
股関節内の炎症も強い様子
施術とお仕事の中で出来る工夫や自宅対処をして痛みが低下しても
仕事の後にまた再燃
を繰り返している
股関節内の炎症をセンサーが豊富な関節包が強い痛みとして感知している状態
なかなか炎症度合いが減りません
行きつ戻りつ状態
おそらく炎症性の痛みからの解放には手術が必要なレベル
何とか本人の希望に適う時期まで持ちこたえるといいんですが
ちなみに
手術後は炎症性の痛みはなくなりやすいもの
なぜか
センサーである関節包も除去されるため炎症由来の痛みを感知しなくなるためです
また
ここまで高度の臼蓋形成不全の場合
先天的な股関節脱臼があることが多いのですが
両親からそのような話を聞いたことも
治療(当時は固定 現在はつり紐)を受けたようなこともないようです
もしかすると
脱臼に気づかなかったケースかも知れません
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